君を待つ間に5億カロリー分のラーメン

秋がない秋がないって毎年思うけれど、今年はちゃんときた。朝も夕方も下手したら昼間でさえも涼しくて、夏が終わるのは寂しいけれど憂いてばかりじゃ他の季節がかわいそうだから私くらいは夏の終わりを前向きな気持ちで迎えたいと思って毎日過ごしている。(9月頭の下書き)

これ以上伝えたいことがなくて、時は過ぎて、10月。世界を自分中心に回そうとするんだったら最後まで責任持って回してよ!と思うけれど、そういう人に限ってそうじゃない。

仕事は楽しいけれど、休みも楽しくて、この先どっちを大事にしたらいいのか分からなくて悩む。好きなことを仕事にするのはきっと苦しい。そこまでこだわり深く好きなものがない私でもそう思う。

物心ついた時からいっぱい好きで、もっと物心ついた頃からいっぱい好かれたくて、自分のあらゆる好きが分散しているのが目に見える。だからといってこれだけ!ってしちゃうと今まで守ってきた他のものが大事にできなくなって嫌になる。

それでも一番好きだと思う人に泣きついた。私は誰にだって好かれたい。そのためには誰にでもいい顔をしなくちゃいけない。それはさすがに苦しい。でもやめられない。どうしたらいい。答えは出てなくてたまに沈んでまた明日から浮かんでくるしかない。

謝らなくていいことを謝る。絶対そこじゃないところで誤る。 へこむ。謝る。その繰り返しでなんとかここまで生きてきたんだから仕方ない。

薄め少なめなやつに何が分かるんだと思った。濃くて、硬くて、その分きっとずっと重くて深くて厚くて、そうじゃないと不平等だ。そうじゃないと報われない。

救われたい、報われたいと他人に願ってばかりいる自分が一番うすっぺらいよなと思う。

いつもと同じはずなのに今日はすごくしょっぱかった。