桜ソング、聴かないままでいて

この前まで当たり前に咲いていた満開の桜、気づけばあっという間に葉桜になっていて、あ〜終わりって感じ。

そうこうしていたらもうどれが桜の木だったのかすら覚えておけないくらい緑一色になってしまう。少しの間だけピンクできれいでかわいいのに、またすぐに緑に戻ってどれがどれだか分からなくなる。あんなに大切だったことが、どれがそうだったのかすぐ分からなくなることに似ている。

春も半ばなのにすごく寒くて、不気味に夕焼けがきれいで、よくわからない病気が流行っていて、多分世界中の人が頭を抱えていて、今日は人類が滅亡するっぽい感満載ですごく不安定な1日。

書きたいこと、伝えたいがあるのにちゃんと言葉にしてしまうと薄く弱く脆く安く辛くなってしまう。そういうことを怖がらずにできていた頃の自分にずっと戻りたい。

誰からも、誰にも、つなぎません。せめて自分が発したいことくらい自分で決めたい。