その時、私はどうしようもなく女だった

365日あれば、多分350日くらいは顔を合わせることができる。触れられる。話ができる。でんぷんを糖に変えている時の君が本当に好き。

お風呂上がりとか特に結婚式のスピーチを考えている。「◯◯くんと出会い、すぐに好きになり、お互いを大切にし続けてきてやっと今日という素敵な日を迎えられたこと、◯◯くんとこうして夫婦になれるにあたって、今まで私たちの人生に関わっていただいた全ての方に感謝の気持ちを伝えたいと思っています。本日は誠にありがとうございます。」(仮)

私はとっても気の利いたことを言って、◯◯くんは私よりずっと気の利いたことを言ってくれる!そんなことを想像してもう人生のエンドロール流れはじめちゃってるよ〜みたいな気持ちで毎日過ごしています。おめでたい。

もう多分これ以上幸せなことやこれ以上の盛り上がりはないので私の物語はここでおしまいなのでは…?ここで突如別れるくらいのパンチがないと人生の起伏が少なすぎるのでは…?23歳と6ヶ月で迎えちゃうの人生のピーク…?みたいなどこ目線なのかまったく分からないことをたまにふと思う。

ドラマチックなことが好きで、ラブレターを靴箱に入れたり、告白は絶対金曜日にしたかったり、その日を逃すと1週間待たなくちゃいけなくてもどかしかったり、階段教室で別れ話をしたり、キレイスッキリ別れてあげるから最後にハグを15回して欲しいとねだってみたり、そういうのが大好きでそういうのを叶えてくれる恋愛が大好きで、思えば好きこそものの上手なれでずーっと恋ばっかりしてる…

その名残りでというのは都合が良すぎてずるいけど、たまには新しい恋がしてみたいって思ったり、昔好きだった人のことを思い出してしまったり、本当にどうしようもない自分が恐ろしい…でもやっぱり人生でもう二度とこんなに好きな人には出会えないし出会えたとしてもこんなには愛してもらえないだろということを分かっているつもりなので絶対大事にするべきだと思っております。最近は現実ではなんとか無欲を貫いている反動で夢でよく浮気をする…夢で会いましょう!あなたもあなたも!現実世界ではもう会わないでいましょうね!私のために!私の幸せのために!

世のため人のため

私のため私の幸せのため。